超楽しいドローンカップヌードルCM by電通ブラジル

カップヌードル
え~私は日清の回し者でもなんでもありませんが、カップヌードルのCMには注目しておりまして、今回はその最新版をブラジルで発見したのでご紹介します。

その昔、『Hungry?』というメッセージでも有名なこの商品コマーシャルは、実に毎度ながら完成度が高い。

今回の紹介YouTube動画は、電通ブラジルの手によるものです。


ただただ楽しさいっぱいドローンカップヌードルCM

説明不要ですので、まずは観てオモシロさを満喫しましょう。
こちらのページではドローン版だけではなく、過去のCM動画も紹介してありました。

 icon-arrow-circle-right Look, Up in the Sky! It’s a Cup Noodles Drone!


カップヌードル誕生秘話


この物語もあまりに有名ですが、意外と知らない人もいるのであらためて・・・

今でこそ、カップヌードルに代表されるカップ麺は世界中でごく当たり前のように、どのスーパーやコンビニに行っても売っています。

誕生は1971年だったと思いますが、最初はさっぱり売れなかったのをご存じでしょうか?
当時はネットは当然ながらまだ存在していません。

広告の手段として最も強力なメディアはテレビです。
テレビに加えて雑誌、新聞、ラジオと四大メディアしかなかったわけです、情報をパイプに流すものとしても。

カップヌードルを見ても、なんだこれ?食べ物?美味くないじゃないの?とそれまでの食文化には存在しないモノが突然出てきて、ウェルカムではなくむしろ拒否反応が多かったんだろうと思います。

そして1972年2月に、私の子供時代で覚えていますが・・・
あの「あさま山荘事件」が起こったのです。

あさま山荘事件とか、浅間山荘事件と呼ばれています。

長野県の軽井沢に河合楽器の保養所「浅間山荘」というのがありました。
ここに、連合赤軍が人質をとって立てこもり日本中を震撼させた事件でした。

子供の私でさえテレビにくぎ付けになったくらいに、要するに現実に起き得ないと思っていたドラマが、そのままテレビでリアルに進行している様子が映し出されてて、それで目が離せなかったのだろうと思います。


2月の軽井沢は、平均気温マイナス15度前後だったようです。
人質救出のために機動隊が駆り出されていました。
彼らのために用意された弁当はことごとく完全に凍り付いていました。

まぁこういった場合は、炊き出しというのがどこでもあるわけでして、2011年の震災のときも炊き出しは多くの人の心とおなかを満たしたのではないかと思います。

おなかを温かいもので満たすというのは、特に厳しい環境、条件下においてはとてもありがたいものです。

で、このときも炊き出しはあったのですが、いつ何が起きるともわからない最前線にいる機動隊員たちにのんびり食事を振る舞うことはできません。
炊き出しの恩恵に預かったのは後方にいる一部の隊員に限られておりました。


ここで仕方なく代替食料として配給されたのが、新発売ながら人気のない日清カップヌードルでした。
カレーヌードルとか、チリトマトとかじゃないですよ、元祖カップヌードルのことです(笑)

隊員たちは、お湯をかけ3分待って(待てたかどうかわかりませんが・・・)、見たこともない食品を初めて口にしたわけです。

これが想像を超えて、実に美味しかったようです。

ようです、というのはここが大切な場面なのですが、機動隊員たちが「おいしそうに」食べている何やらプラスチックの容器に入った麺を食べる様子がテレビに大写しとなったのです。

視聴率で圧倒するこのテレビ番組を観ていた多くの日本人は、
『なんだ、なんだあれは!!??』
と思ったに違いありません。

『なんであんなものおいしそうに食ってるんだ??』
とあたかもUFOを見るかごとくプラスチックのカップから漂う湯気と、麺をすする様子にさらに深くくぎ付けになったのです。

つまり、このTV番組を通じてカップヌードルはある意味広告という点では、最高の場面でしかもほとんどただ同然で、最高の効果をもって人々に存在を知らしめたのです。

火がつくというのはこのことでしょう。
販売初年度の1971年のカップヌードル売上は2億円、そして翌1972年には実に33.5倍の67億円という凄まじいヒット商品に一瞬で到達したのです。

それからの歴史はもう破竹の勢いで世界中に拡散し、今や知らない人はいないくらいまでに成長しているのは誰の目にも明らかですね。

ネットの無い時代での拡散媒体として、テレビのポジションがいかに大きいかもこれでわかるというものです。

カップヌードルは実に恵まれた星の下に生まれ、いずれ世界のニーズに応えるべく最大の効果を期待できるメディアで広がるよう運命付けされていたかのようにも思えます。
そういった点からも実に稀有な商品であるとも言えます。


なお、繰り返しとなりますが私は日清の回し者でもなんでもなく、肩をもつわけではありませんが
ここで自分専用のカップヌードルを作ることもできるというのでカップヌードルミュージアムを最後に付け加えておきます。

 icon-arrow-circle-right カップヌードルミュージアム

JR桜木町駅または、みなとみらい駅から徒歩8分~10分程度のところにあります。


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